試験直前の心構え(薬剤師国家試験とその仕事を学ぶ)

試験直前の心構え(薬剤師国家試験とその仕事を学ぶ)

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試験直前の心構え

◆試験直前~試験当日の心構え

薬剤師国家試験が近くなると、大学によっては外部の薬学予備校の講師を外部講師と招いて、国家試験対策を実施するところもあるようです。こうしたことをやってくれる大学に在籍しているのであれば、きちんと出席することをお勧めします。

前述したように、大学は薬剤師国家試験の合格率を上げることは、死活問題になっています。生徒を募集する際には、「薬剤師国家試験合格率○○%」といった言葉が、宣伝文句になるからです。ですから、大学側は国家試験対策のメニューを色々と提示してくれるところも多く、それをこなすだけでもかなりの対策になると思います。
 しかしこの時期は、大学の卒業試験の時期とも重なっていることと思います。卒業試験の勉強に時間を取られて、なかなか国家試験対策だけに集中することも難しいかもしれませんね。過去問題のおさらいなど、できるだけ効率良い勉強が必要になってくるでしょう。

 直前期になると、今から新しい問題を解くというよりは、これまで解いてきた問題のおさらいに重点を置いた方が、効率がいいと思います。一方で、薬事関連法規や制度など、いわゆる暗記科目といわれている科目は、直前の対策でも得点が狙える科目ですので、しっかりと学習したいところです。

またこの時期は、だいぶ寒さも緩くなっている季節ではありますが、万が一にも風邪など引かないように、体調管理には万全を期しましょう。知り合いの薬学生は、国家試験前だけでなく、普段の大学の試験の時も、常にマスクをして風邪を予防していました。とにかく菌をもらわないことが重要です。せっかくここまで勉強してきたのですから、万全の体調で望みたいですね。

試験当日ですが、1科目終わるごとに、友人と集まって「解けた?難しかった?」などと話し合うのも、ほどほどにしましょう。1つの科目が終わったら、できていようができていまいが、すっぱり忘れてしまうことです。そのほうが精神衛生上もいいですし、次の科目に向けて気持ちを切り替えることができ、次に良い結果を出すことが期待できます。「終わった科目は考えない」をキーワードに、1科目ごとに全力を発揮して取り組んで欲しいと思います。

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